こんにちは、今回はスイカの元肥を入れてみました。
家庭菜園等でも野菜を育てるときにどんな肥料を入れればいいのか迷ってしまいます。
肥料成分によってさまざまな肥料が発売されていて、値段も高い物から安いものまで様々です。
最後におすすめの肥料配分も含めて紹介していきたいと思います。
使用肥料
チッソ一番
肥料成分は N12 P1 K0という肥料です。
微量要素としてマンガン、ホウ素が入っています。
この肥料を選んだ理由としては、前の畑の使用者の人がしっかりと肥料を入れてあったので
リン酸、カリウムが過剰に入っていると判断しチッソ多めの肥料にしました。
リン酸とカリウムは圃場に残りやすい性質があり、逆にチッソは流失しやすい性質があるためです。
粒状炭酸苦土石灰
石灰を使う目的は主にカルシウムの補給と酸性土壌の中和があります。
カルシウムは先ほど紹介したN(窒素)P(リン酸)K(カリウム)の次に必要な要素と言われています。
カルシウムは細胞壁の原料になるため成長点や根の先端などで特に必要とされています。
しかし、カルシウムは水に溶けやすく雨等で流れやすいので不足がちになります。
その他に雨が多いと酸性土壌になりやすく、化学肥料を使うと酸性に傾きやすいので中和させるために散布します。
酸性土壌になるとマグネシウム欠乏も起こりやすいのでこの肥料で補っています。
10a(1000㎡)あたり
チッソ一番
120K(20K×6袋)¥2400
粒状炭酸苦土
60K(20K×3袋)¥840
散布していきます。
畑全体に均一にまくとこのような感じになります。
ペレット状になっているのがチッソ一番で白い丸い粒が石灰になります。
20a分を手で散布したのですが暑さと100mの往復でかなり堪えました……..
ネコブセンチュウ対策として
ネマトリンエース粒を10aあたり20k散布しました。
5K入りで ¥3300
その後15~20㎝程で耕運しました。
かなり乾燥していたので心配していましたが、もともと田んぼの圃場なので案外湿っていました。
後は真ん中を管理機で畝立てして、かん水チューブを入れて白マルチを張ったら準備完了です。
今回の肥料配分はリン酸、カリウム過剰の想定で設計しましたが標準の配合は
N13 P10 K4 Mg21(石灰)くらいの成分量でいいと思います。
これは10a(1000㎡)にN13K P10K K4K Mg21K なのでご自分の圃場に合わせて設計してみてください。
短いですが今回はこれで。
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