スイカ 定植 祭ばやし777

スイカ

こんにちは今回はスイカの定植について書いていきます。

 

品種 祭ばやし777

面積 10a

本数 約650本

 

目次

  • 定植前準備
  • 定植時の注意点
  • 定植後(3~5日)

 

 

定植前準備

 

定植は8月15日と全国的にもとても暑い時期なので細心の注意を払っての定植となります。

 

まずは、マルチを張る前に十分なかん水をおススメします。

マルチを張ってからだと畝全体に水分が回らずにむらが出てきます。

そうすると根の張りが後から鈍くなってくるので、畝全体がしっとりしているとBestです。

 

定植の1週間前には最低でもマルチを張っておくと土と水分がなじんでいい感じになります。

僕のハウスでは十分なかん水ができていなかったので乾いてるところも多くありました。

 

マルチを張ってからも週に2回ほど1~2時間かん水しました。

 

定植日の朝からマルチに穴をあけ植穴に手かん水をしました。

 

暑い時期は植え付け前のかん水がポイントになります。

定植直前にかん水をしてしまうと植え付けの際に土がベチョベチョで作業スピードが一気に落ちます。

そうなると定植自体遅れてしまうので苗に影響が出かねません。

最低でも植え付ける2時間前に位には終わらせておくのがよいです。

 

購入苗の場合、苗が到着したらすぐに開けて日光に当ててあげましょう。直射日光は厳禁です。

段ボールの中で日光を、さえぎられているので徒長したり弱ったりします。

そして今回はミネクトデュオ粒剤(コナジラミ、アブラムシ、アザミウマなど)を株元に振ってからかん水しました。

一気に水をかけると粒剤が流れ出るので少しずつかん水しました。

 

 

 

定植時の注意点

日中の定植は人間にも苗にも危険なので、早朝か夕方がよいです。

 

今回の定植は夕方からの定植にしました。

 

72穴トレーでの定植になるため、事前に鉄パイプ等で人差し指くらいの穴をあけておくと楽です。

 

まずはトレーから苗を出す際に外側からつまんであげると簡単に引き抜くことができます。

この程度根が回っていると完璧です。苗屋さんに感謝です。

これより少ないと根鉢が崩れてしおれや生育に影響が出ますので2~3日置いておくことをお勧めします。

 

 

植穴に指を二本入れて手前に引いてそっと苗を置いて土をかけてあげるとよいです。

この際苗の上の面と畑の土の面が平行もしくは5mm程度土から浮いているほうが良いです。

根元まで土で覆うとそこから病気が発生したり、土より深く植えるとマルチの中の熱気が上がってきたときに

葉が焼けてしまうことがあるので注意が必要です。

後押さえつけるのも厳禁です。根が切れてしまいます。

とにかく生育段階でいうとまだ赤ん坊ですので取り扱いには細心の注意が必要になってきます。

 

 

 

定植後はすぐにかん水が必要です。

まだ根の周りには隙間が多く開いているので、水を流すことで土と根を隙間なく密着させて素早く活着させるためです。

 

 

活着が最重要です。

 

 

 

 

定植後(3~5日)

定植後はできるだけ朝早くからかん水しましょう。

日差しが昇ってからは、すでに根から吸った水を蒸散し始めているので遅いです。

最低でも9時前(熊本時間)には終わらせておきたいところです。

 

最低でも3日間はかん水が必要になると思います。

後は土の乾き具合と日中の苗の様子を見てから ~5日を目安に見ておくと大丈夫です。

その間に1回くらいは発根材を混ぜてかん水するとより活着がよくなります。

 

 

植え付けの翌日にはこんなにもコナジラミがついていました。

JAの指導員に確認したところ定植後5日くらは防除しないほうがいいと言われ

もう少し待つことにしました。

 

夏は暑さに加えコナジラミとの格闘が続きそうです。

その格闘の様子も今後更新してきたいと思います。

 

今日はここらへんで

ではまた。

 

 

 

 

 

 

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