こんにちは
早くも10月に突入しました。
いかがお過ごしでしょうか?
日中の日差しはまだ強いですが
気温は肌寒さのある季節になってきました。
来週は最低気温の予想が、ひとケタの予想も出ており
より一層、秋が深まりそうです。
ここ最近は気候に恵まれ晴天が続いており
スイカにとっては最高の気候になっています。
少し乾燥が気になるところではありますが……
今回は着果棒のシステムと摘果について
書いていこうと思います。
着果棒とは
着果棒とはスイカの収穫時期を
決める目印のようなものです。
立てるときのルールが決まっており
着果した後、直径が7㎝になったものに
決められた色の着果棒を立てていきます。
上の半月が大玉スイカの直径7㎝になります。
下の半月が小玉スイカの直径4㎝になります。
このように隙間がないように、もしくは入りきれないようになれば
着果棒を立てることが出来ます。
立てる日は3日おきになるので
このスイカは3日後に立てることになります。
もちろん立てる棒の色が変わります。
立てるにによって色が変わります。
着果棒です。
着果棒を立てから30~40日前後での収穫になります。
収穫の4~5日前に査定が行われます。
査定では実際にスイカを切って
糖度、熟度などを測定します。
そこで残りの収穫までの日数を決めていきます。
摘果はどう選ぶ?
スイカは基本的に3本のわき芽を伸ばし
そのうちの1本にスイカをならせていきます。
大玉は1株に1個
小玉は1株に2個
時期によっては1株に3個ならせる農家さんもいます。
すべての雌花に交配していくので摘果をしないと
大きく作ることが出来ません。
どの実を残すのかが
重要になってきます。
残す実は大きく縦長で形の良いものが玉太りがいいです。
このような果実はこのまま大きくなるので商品価値が落ちます。
また細いわき芽に残すより
太いわき芽の雌花を残すのがいいです。
その他にも実をならせる場所も
成長点に近い方や、株元ではなく
畝の真ん中、もしくは真ん中よりちょい先
くらいに実をつけたほうが
玉も大きく、糖度も乗りやすいです。
現在大きい所で小玉スイカくらいになっています。
日に日に大きくなっているので毎朝見に行くのが楽しみです。
特に朝は葉の色も、つややかで
たくさんの水分を含んでおり
「今日もたくさん光合成するぞ」とスイカたちも
意気込んでおり、こちらが元気をもらっているようです。
今後もしっかりスイカの成長の
お手伝いしていきたいと思います。
余談ですが嫁さんの実家の稲刈りのお手伝いも行ってきました。
だんだん畑なので結構時間かかります。(笑)
ではまた。
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