ボカシ肥とは、有機肥料を発酵させて肥効をボカシた(穏やかにした)もの。
原料となる有機肥料は、油カス、米糠、鶏糞、魚カス、骨粉など様々あります。
有機物は時間をかけて分解され、
その後植物に吸収されるため即効性は低いですが、
そのかわり土壌に長期間蓄積され、ゆっくりと効果が持続します。
また、有機質の肥料には土壌を柔らかくする性質があります。
ボカシ肥には大きく分けて、土を混ぜるもの、混ぜないものの2種類あります。
有機肥料に土(粘土質なものがよい)を混ぜ、50 – 55℃以上に温度が上がらないようにして発酵させる。
有機肥料に水を加えて発酵させたもので市販のボカシ肥はこちらである。
今回挑戦したのがボカシ肥料です。
生の状態の有機物資材を、土にそのまま入れてしまうと
植物の生育に悪影響を与えます。
また発酵が不十分でも同様のことが言えます。
また、完熟していない有機肥料では、
悪臭・ガスの発生・害虫の発生の問題があります。
畜糞堆肥にも同じことが言えます。
そのため肥料を完全発酵させることによって、
養分が分解され利用しやすくなり、
有用菌が増殖して、病害が起こることを防ぐことができます。
・米ヌカ
・骨粉
・魚かす
・グアノ
・菜種油かす
・カニ殻
・カキ殻
・海水
・菌資材
窒素・リン酸が多く含まれ、ビタミンE・ミネラル・食物繊維も
豊富に含まれています。
そのため、肥料としてバランスがよく、微生物の活性化をする役割もあります。
窒素やリン酸、カルシウムを多く含んだ肥料です。
牛、豚、鶏などの動物から肉を取り除いた後、
熱処置⇨乾燥⇨砕いて粉末にされます。
魚を乾燥させて粉末状に砕いた肥料です。窒素とリン酸を含んでいます。
実を収穫する野菜や果樹におすすめの有機肥料です。
骨粉に比べて分解されやすいので、肥料効果が早く期待でき、
植え付けのとき土に混ぜ込んで使われます。
海鳥やコウモリ、アザラシのフンなどが長期間堆積して化石化したものです。
リン酸と腐食酸が多く含まれている肥料です。
窒素多く含む肥料です。
遺伝子組み換え原料を使用していない抽出菜種油粕です。
窒素、リン酸を多く含む肥料です。
カニ殻に含まれるキチン質が放線菌がのエサになり
有害なセンチュウや病害性糸状菌が増えるのを防ぐ強力な天敵になります。
カルシウム・マグネシウム・マンガン・ホウ素・亜鉛などの
成分が含まれます。
アルカリ性のカキ殻は酸性に傾きがちな土壌を中和させ
最適なphに調整します。
ミネラル分の宝庫です。
塩化ナトリウム、塩化マグ ネシウム、硫酸マグネシウム、
硫酸カルシウム、塩化カリウムをはじめその他にも
約70 種類とも90 種類とも言われている微量元素が含まれています。
十数種類の乳酸菌・酵母等の働きによって、単純化した
土壌を他の有用菌や、小動物の住める豊かな土壌に変えてゆく資材
どうでしたか?これが、詳しく書いたものです★
最後まで読んで下さり、
ありがとうございます!(^^)!
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